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【ガラス】 ミルキーグラス



とても不思議なガラスです。
淡いグリーンがかったオパール(白)。ブラストして砂をかけるとミルキーな感じになります。
被せガラスではありませんので、色による変化はつけられません。
クリア部分(砂をかけずに そのまま)を使って効果を出さなくてはなりません。
素材は厚みが殆ど無いので、彫り込むことも出来ません。

こういう微妙な陰影を写真に撮るのは 難しいですね。
ライトを当てたら、陰が綺麗に出ました。
デザイン自体は あまり良く見えなくて ごめんなさいです(笑)
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スケジュール!?



一応年間のスケジュールを立てて それに合わせて動いています。
来年6月の個展用に作品を創りためなければなりません。

コンテストに向けては
|菴瓩作家さんに素材を作って頂く依頼をします。素材デザインもしなければなりません。
∈邁箸気鵑ら頼んだ物が届いたらデザイン・シートカット・ブラスト(大きいものが多いので 結構時間がかかります)
H屋さんにオーダーします
せ?噌?鵑世蝓∩?佞靴燭蠅靴泙
この一連の流れを締め切りまでにスムースに運びますが、アクシデント・・・(機械の故障とか、素材が割れちゃったり)のタメに余裕を持ちたいところです。

オーダーがあれば、そちらを優先して作ります。
ガラス屋さんで 素材を仕入れたり、消耗品の砂やブラスターの窓にはるフィルム、シートやカッターの刃なども補充します。

今年は個展がないので(一年おきです)コンテストに積極的に参加したいと考えています。
その他に5月と10月に調布工芸会の展示があります。出来れば新作を展示したいです。
12月にもJABA(日本ブラストアート協会)の展示があります。

今日 新たに調布市の文化会館ギャラリーへの展示依頼がありました。15点位を展示するとこになりそうです。半年先の12月・1月の二ヶ月間です。
多分 半年先ですけど、目一杯。きっとギリギリでしょう(笑)
あ~かくして ドタバタと月日が過ぎていくのでしょう(笑)

東京都美術館にて展示!



この作品が『手工芸美術展』に入選しました。
24日から29日まで東京都美術館にて 展示されます。
今年初めてチャレンジしてみた結果が 入選で嬉しいです。

この作品は「りすと木の実」
総て ゴムシートを貼ってカットしたもの。
大きさは直径30cmです。リスが思うようにいかなくて、何度もデザイン描き直しました。可愛い?リスが描けましたか?
木の実は山葡萄。蔓で動きを出しましたが・・・ゴムシートなので超面倒なカットでした。ぶどうの小さい丸い実のカットは ウンザリ(笑)いい訓練になりました。

出品に行ったとき、つかつかと男性がやってきて いきなり質問攻め!
「どうして、一番難しいルリの大皿に彫ったの?」・・・コンテストなのに・・・ってこと? チャレンジですもの。
「デザインは自分で考えたの?」・・・勿論です(笑)
「真ん中だけ どうして色を抜いたの?これ、失敗したの?」・・・いいえ。(ーー;)デザインですから~ 初めからそう考えて計画して彫らないとこうはなりません。
「何年やってるの?」「どこの何先生についたの?」「この素材はどこの?」出品コーナーで大きな声でず~~~っと・・・。
初め 審査の方かと思っていたら出品者の方でした。
やはり サンドブラストをなさる ある工房の先生でした。
「どちらさまですか?」と何度も伺って やっとそれが分かりました。
名物?(笑)

【ガラス】人魚の大皿



近頃はずっとこのお皿に取り掛かっていました。
このお皿は 私の練習用で、どなたにもお譲り出来ないのです。

というのは・・・このお皿、宙吹き作家さんに頼んで作って貰ったのですが、作家さんが失敗してしまったものなんです。

色割れと言うのですが、デザインで泡に見えるようにしたのですけれど・・・丸く色が抜けています。それも沢山ありますので、イルカや人魚で隠し切れません。おまけに色割れ部分にヒビまで入っているのです。
このお皿は 私の注文で、透明層・黄緑・オパールホワイトにして頂く筈でした。それが、ホワイトと黄緑を被せる順番を逆にしてしまったそうです。外側の色ガラスを削って下の色を出し 内側から見る訳ですから、不透明な色(この場合は白)が内側に来たら、いくら外の緑が綺麗でも 見えなくなります。
加えて大きな泡が浅い部分に いくつもあるのです。
商品としては とても通用しないものです。

こんな失敗のお皿や花瓶を作家さんの要望で6個引き取りました。
上手くいったものは、2個です(泣)それも、私の注文とは違い
(2色被せ)1色被せでした。作家さんも一生懸命創ってくれたのですが・・・被せガラスというのは それほど難しいものなのですね。


で、これは一番程度がひどい物です。
人魚とイルカを彫ってみました。難しい彫り方です。人魚のうろこ部分は大変難しいです。人魚のポーズは自分で鏡を見ながら描きました。けれど、決して決して ボディのモデルは私ではありません(激爆!)難しいことずくめ。チャレンジです。
おまけに機械の調子があまり良くなく、折角の直圧式なのに・・・
まだ 私の手になじんでくれませんね~・・・。

鏡の効果



我が家は10年以上前に建て替えました。そのとき、鏡を壁面に結構使いました。照明を鏡に組み込んだので、建具屋さんに嫌がられちゃいました(笑)
夫も「家がチラチラしてると 落ち着かないぞ」とか言っていました。それでも、計画続行(我が家の場合はいつも そんな感じ~)

利点はおうちが明るくなります~。
   広く見えます~。
それに写り込んだお花や照明が倍になるし、考えた以上に いい効果が一杯ありました。
これは お勧めですよ~。

お花はカモミールとすかし百合です。
カモミールのいい香りがします。

【ガラス】ドーム型銅赤ランプ



まだ、名前考えていませんので 名無し(笑)
銅赤(その名の通り、銅から赤色を出します)で地色はアンバーです。
素材を取り寄せて、届いたとき まるでパトカーの赤色灯そっくり!
一体 どうデザインしようかと悩みました(笑)
台座はグレーの大理石に、真鍮の金具が付いていて なかなか高級感があります。ガラスも日本製で とてもいいものでした。
高さ20センチ位、直径は12~3センチです。

アンバーがとてもいい色です。銅赤も映えますので、ボリュームある葉を多段彫りに。お花は抽象的な感じにしました。
ドームを葉の流れのあるラインがぐるりと巡っていきます。
も~う、シートカットは根気が要ります(笑)
ブラストするときも、ごちゃごちゃして葉の重なりがどうなってるの~?って自分でも ??(笑)
とっても 集中して執着して 作製しました(笑)
是非 クリックして大きくしてご覧になって下さいね。

プロフィール

reiko

Author:reiko
サンドブラスト技法を中心にしたガラス作家です。
ガラス作家の日常を面白おかしく書いています。
どうぞ宜しくお願い致します。

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