fc2ブログ

【ガラス】ぐい飲み「京の春」



こちらは すんなり名前が付きました。
地は淡いピンク地、外側は紫の被せ、内側は緑の被せです。

とても 色が品が良く いい素材でした。
このように 内被せのものは、当然 内側のグリーンの部分を残してシートをカットします。小さなぐい飲みですから、カットもやりにくく、手間も倍 かかってしまいます。
殆どのサンドブラストの作品で、内側を彫ってあるものは 出来合いのカットしてあるシートを使うようです。
手カットをする方が 珍しいかもしれません。
でも勿論 私は手カット派です(笑)

葡萄やツタなど、出来合いの柄は 限られていますけれど
手カットなら バリエーションは山ほどありますから。
スポンサーサイト



【ガラス】 ぐい飲み ブルー地に紫



このぐい飲み・・・名前がまだ付いていません。
創作花ですし、ピンとくる名前が思いつきません。
募集しま~す。素敵な名前をつけて下さいね。
ただし、採用されても このぐい飲みは付いてきません(笑)
個展用ですので、あしからず(笑)

地色が綺麗なスカイブルーで、紫との対比がきっと美しいだろうって
このデザインにしました。
地には透かし柄で蔓が垂れています。ちょっとお写真では見難いですね。
以前 若い女の子が、「作品のデザインは ネタ切れすることって無いのですか?」って聞かれたことがありました。
ネタ切れ・・・って言葉が面白かったので、覚えています。

デザインはう~~んと苦しむこともあれば、ぱっと浮かぶことも・・・。でも、どちらにしても 熟成って言うか 少し寝かせておきます。色々 考えて 変えたり、足したり、引いたりします。
文章で言うと、推敲を重ねる感じです。だから、私の頭の中はいつも色んなデザインが一杯一杯 渦巻いています(笑)

【ガラス】 注文のガラス器



今月初めに注文を頂きました、13個のガラス器です。
ほぼ 出来上がりました。この後 手磨きと言って、サンドペーパーで磨き上げます。ガラスを彫った後は エッジが案外鋭いのです。
上部の葉っぱなどの 角をすべて サンドペーパーで丁寧に丸くします。これが大変!ですけど、必ず 私の作品はそうやって仕上げます。
砂で削った部分は 顕微鏡みたいなので見ると でこぼこになっています。汚れも着きやすく、落ちにくいのです。
サンドペーパーで、平らにすると 汚れも着きにくくなります。
何より ほのかに艶が出てきます。
コート剤を塗って 仕上げる方法もありますが、エッジの問題は解決しません。バフと言って、フェルトの固めのものでリューターのような機械で磨く方法もあります。それも 彫りこんだ柄の中までは磨けません。やはり 手磨きが一番なのです。
13個ともなると、手が痛くなりますね~(笑)

【ガラス】 紫つゆ草の一輪挿し



いつも、琥珀のお散歩のとき 道端や公園などでつい草花に目が行きます。この時期なのに まだ つゆ草が咲いているのですよ!
東京は暖かいからでしょうか。
寒い日いは『もう、枯れちゃったかしら?』って気になって わざわざ つゆ草を見に回り道して行きます。

この一輪挿しは、高さ17センチ直径6センチの 紫色の1色被せです。
地色は白。

注文が13個入りましたので、素材を取り寄せました。
13個 と言っても13個プラス3~4個位は多目に頼みます。
デリケイトなガラスですから、創っている時に割れたり ひびが入ったり しないとも限りませんから。
ガラスは彫っているときが一番 もろいのです。彫り終わったら大抵は安定します。
その余分な1個を どんな彫り上がりになるか、見たかったので
取り急ぎ この『紫つゆ草』をデザインして 彫って見ました。

【ガラス】 ルリ 中皿・冷茶椀



綺麗な色のルリの中皿と冷茶椀を創ってみました。
それぞれ 3個ずつ 創りました。
6月の個展用です。
絵柄は同じ 創作花をあしらってありますが、少し違えてデザインしました。

何と言っても 色の美しさ・・・この色を表現したくて、このデザインにしました。
このルリ色は素材そのままを彫った訳ではなく、色を少しずつ少しずつ削って このルリ色を出しています。その綺麗な私の好みのルリ色を基準に段彫り展開しています。
素材そのままの ルリ色から 段彫りすると、もっときついハッキリした色になります。

緑の冷茶が入ったら、きっと もっと映えると思います。

プロフィール

reiko

Author:reiko
サンドブラスト技法を中心にしたガラス作家です。
ガラス作家の日常を面白おかしく書いています。
どうぞ宜しくお願い致します。

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR