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スペインに行ってきます~♪



6月2日から8日間、スペインに行ってきま~す。
帰ってきましたら、作品の展示の様子などアップしますので
どうぞ お楽しみに~♪

何でも、現在スペインはとても寒いそうです。
今日 旅のお世話になるところから連絡が入り
慌てて荷物にセーターなどを足しました。

画像は『姫うつぎ』花器です。
上部がクリアのまま残っています。
通常 被せガラスを彫った場合は クリアな部分は無いのです。
こちらは部分的に被せガラスになっている器なのです。
大変 珍しく・・・宙吹きでとても難しい技術がいるものです。
手の込んだこの器は 日本の職人さんが丹精こめて吹いたものです。

素晴らしい器を活かすようにデザインして彫りました。
グリーンの下にはアンバーが被せてあり、そのため グリーンが深く美しい色になっています。
段数は数え切れません。自然に見えるまま・・・のようにデッサンして彫りました。
見えるまま・・・のように と言うのは、見たまま ではないのです。ちゃんと、そこに美しく見えるような計算があります。



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inoさんで展示



京王線の調布駅 南口からすぐの 喫茶店inoさんで私の作品を10点ばかり展示させて頂いています。
お近くにいらしたら、是非 お寄りくださいね。
コーヒーも美味しいし、とても雰囲気の良いところです。

南口ケンタッキーの横道を入り すぐの左の道を覗いてください。
ろうきんの看板があります。そのビルの地下1階です。
目立つような ino の表示は一切ありません(笑)
ろうきんのビルへ勝手にどんどん入って 地下への階段を下りたところの喫茶店です~。

私は奈良展も、調布工芸協会展も終了して ホット一息。
衣替えや、ホットカーペットを片付けたり 琥珀の病院へ行ったり
おうちのことをまとめてやっています~(笑)
生徒さんのレッスンもあり 硝子を仕入れたり 工房を片付けたり
雑用が一杯溜まっていました(笑)

作品も11月の個展に向けて 創っていかなくては!!
6月2日からスペインへ行きますので、何となく 気ぜわしい日々です。
今度はパスポート 忘れないようにしなくちゃ~!
(この前、イタリアに行ったとき、自宅にパスポート忘れてしまい 大騒ぎだったのです。妹に成田まで届けてもらって イタリアへは行くことができました。妹にはフェンディのバッグを謹んで捧げました~!笑)

 地元 調布での展示です



毎年5月に調布工芸協会展があります。
今年は創立35周年だそうで、今日 盛大に祝賀会が開催されました。
展示会も、会員の方達の力作が並んで見応えがあります。
お近くまでいらしたら 是非お立ち寄り下さい。

地元の工芸作家さん達のお集まりですが、非常にレベルの高い作家さん達が多くいらっしゃいます。
私は 会長からスカウトされて入会させて頂きました。
会長から伺ったところによりますと、作品レベルと人柄をご覧になってスカウトなさるそうです。
会長の その目の確かさには本当に驚かされます。
(あっと! 私に関してはどうでしょうか?(笑)

協会の雰囲気がとても良いのです。
高名な作家さんも何人もいらっしゃるのに、皆様 とても優しくて新参者の私にも色々教えて下さいます。

これからも、益々の協会の発展を願って止みません。

デジタル一眼レフカメラ



遂に買いました~♪
デジタル一眼レフカメラ!!
買ったはいいけど、まだ説明書読む時間が無くて・・・(笑)
1220万画素ですって♪ヤッタ~♪

これで作品写真も画質がいいものが撮れる~!

琥珀が走っているところも撮れる~!・・・かな?(笑)

あっと、お知らせです。

5月12日(月)~18日(日)まで調布文化会館たづくり 南ギャラリーにて『調布工芸美術協会展』開催致します。
10時~18時(12日は12時から・18日は17時まで)
35周年記念ということで、私も頑張って7点ほど展示します。
ただ今 製作中の大きなミラーも展示予定です。
お近くの方は 入場無料ですので、是非 ご覧下さいませ~♪

それと、現在 奈良市美術館にて『日本手工芸美術協会 国内展』を開催中です。そちらは5月11日まで。
作品2点展示中です。
奈良には、今回は私は行けませんが 結構 力作を2点送って展示していただいております。
奈良近辺の方は どうぞ ご覧下さいね♪

珍しい素材『漆とガラス』



知り合いの方から 分けて頂いた珍しい素材です。
ガラスに漆を塗ってあります。
大き目のぐい飲みです。

こういった珍しい素材は 彫ってみないと分からない・・・。
コレが実感です(笑)
彫ってみて分かったことは、売り物には出来ないなぁ~。デシタ。

黒い漆を少しずつ削り落としていくと、赤い漆の層が出てきます。
それを削り落とすと 膠(にかわ)の薄茶色が出ます。これが結構頑固にガラスにくっついています。削り残すと 汚い印象になってしまいます。膠の層の後にガラス面が出てきます。このガラスの厚みは薄めです。
塗ってある漆を削って、長期間使用したときに どうなるのか???
そのデータがありません。
漆が洗ったりしたときに、溶け出してきては困ります。
ですから 売り物には出来ないのです。

それと、カッターの刃で切り込みを入れたとき・・・また 小さなパーツを剥がすときに付いたカッターのほんの小さな傷が とても響きます。ちょっと目立ってしまいますね~。


どんなに神経を使っても 小さな傷は付くものです。
私のサンドブラストは総て手仕事なので、傷を付けずに仕上げるのは不可能になってしまいます。

以前「作品に傷があってはいけない!」と言うお客様がいらっしゃいました。工業製品か サンドでしたら大量生産の平彫りのものは、出来合いの既にシートカットしてあるマスクを使いますから傷は付かないのです。

総て 手作業でする場合 仔細に見ればきっと小傷を見つけられると思います。とても神経を使い 磨きも何度もして小傷を消す努力もしていますけれど 全く傷がありません!と胸を張っては言えないのです。(コンテストなどは、小傷には頓着しません。手作業につき物だと分かっているからです)

あは!傷について語ってしまいました~(笑)

プロフィール

reiko

Author:reiko
サンドブラスト技法を中心にしたガラス作家です。
ガラス作家の日常を面白おかしく書いています。
どうぞ宜しくお願い致します。

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