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新旧交代



新しくコンデジを購入しました。
キャノンのG10
噂では秋ごろにG11が出る…とのことで 別に急いでないので秋でもいいかな?って思っていました。
けれどメカ類に詳しい夫が「噂だろ、そんなこと言ってたらいつまで経っても 新しいのに替えられないぞ」って。
まぁ、それも一理あるなぁ~(笑)

下の画像のパワーショットA720も そんなこと言われたような?(笑)で、買った途端新型が出た記憶(爆)
ま、いっか(笑)
このパワーショットは随分使いこみました。
ここ数年のガラス作品の写真は皆 これです。
ガラス作品の撮影用にと、デジタル一眼のX2を買ったのに 結局ほとんど新品のまま使うことはまずありません。
勿体ないなぁ~。
大きくてかさばるので 億劫になってしまうのです。

使っているパワーショットは 液晶が傷だらけになってしまったこと。何故か 電源を入れると日付表示を一から入れなくては 写真を撮れなくなってしまったのが面倒でした。
愛犬のベストショット!ってカメラを構えると ゼロの並んだ日付表示画面!(爆)せこせこ入力で~す。
これではいい写真撮れない~~~っ!

ほぼ毎日 愛犬のブログを更新しているので、カメラ修理に出しちゃったら困るので ずっとそのままになっていました。

ですけれど、このコンデジ(パワーショット)大変優秀でした~♪
ガラスの写真はとても難しいのです。
光を透過しないと 被せガラスの美しい発色がお見せ出来ません。
透明部分もあるしピントの合わせが難しいのです。
ピントがきっちり合っていないと、細かい彫りは分からないし…。
結構 いい仕事してくれました。
ポストカードも、個展のはがきも、チラシも全てこのカメラから撮った写真を使っていました。
私の作品の写真 きれいにとってくれてありがとうね♪
御苦労さまでした♪


にほんブログ村のランキング、なんと5位に上がってきました♪
ありがとうございますっ♪
何となく うれしい~♪(笑)



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野薔薇のミニランプ



まず、最初に皆様にお礼を申し上げます。
有難うございました。
にほんブログ村ランキングでの分かってないおバカな失敗(笑)
ご理解を頂きましたこと、本当にありがとうございました。
ご協力頂き 皆さまのお力添えのお陰をもちまして やっと正当に順位がひと桁代にあがって参りました<(_ _)>
今まで十二位とかでしたので、俄然 気分が違います。
やる気が出ちゃいます~♪

それにしても、分かって無いって愚かなこと。
だけど・・・パソコンにしてもデジカメにしても携帯 ハタマタ 我が家の家電類にしても 車にしても 分かってないこと…一杯ありそうです。

直圧式のブラスト機にエアーが入って行かないので、点検して頂いていました。昨年夏からの故障で、やっと点検に出しました。
そうしたら、どこにもおかしいところは無いとのこと。
念のため ホースまで宅急便で送って繋いでみてもらいましたが 正常だそうです。コンプレッサーが原因?でも、コンプレッサーは循環式へは正常にエアーを送っているのです。
これも よく分かりません。分かって無いですね~。

あ!「野薔薇のミニランプ」でした(笑)
こちらは 今現在は閉店してしまった硝子屋さんの被せ硝子です。
日本製で、美しい発色の組み合わせが得意な硝子屋さんでした。
ブルーグリーンの地色にグリーン→グレーが被せてあります。

野薔薇ですので、野の草 げんのしょうこと組み合わせてデザインを考えてみました。ほんの僅かにグリーンを残した花びら型の地模様を全体に配しています。ほんの僅かのグリーン色は実際に見ると苔の色に見えます。

灯りを消して 昼間見ても 色が綺麗で楽しめます。


分かってなかった!



え~、大変申し訳ないお話なんです。
ごめんなさいっ!
先に謝罪しておきます<(_ _)>

にほんブログ村のクリックですが・・・。
今までHPの扉ページにバナーを貼りつけていました。
そう、ガラスと琥珀の最初のページです。バナーが目立つのでこちらをクリックして頂いていた方も多いと思います。

http://www.geocities.jp/reikokohaku/

それとこのページの左側のリンクの欄へ 文字「にほんブログ村」のところの二か所。
どちらをクリックしても同じことだって思っていました。

ところがところが!これが違ったのです!
扉ページに苦労して貼り付けたバナーは無効だったのですっ!!
申し訳ありません<(_ _)>

こちらのページのリンク欄の 文字をクリックして頂くより他は無効なんです~~~!

まったく 今頃 何やってんでしょうか(笑)
2月から初めて 今6月終わりなんですけど~~~!

ず~っとどうもおかしいなぁ?って思っていて、詳しく詳しくにほんブログ村のヘルプを熟読してやっと分かりました。

元々 このブログは特殊なタイプらしく、バナーがどうしても貼り付けられませんでした。
それで仕方無く リンク欄に表示しました。
皆さま ご面倒をお掛けいたしますが 少しこのページを下にスクロールして頂くと 左側に リンク の部分が出てきますので
ろちらの にほんブログ村 の文字をクリックして下さいますよう
お願い致します。
そうすると、ランキングのページへ移動しますので 一目でこのブログの順位が分かります。
何とぞ 何とぞ 宜しくお願い致します。

画像は松島の藤田喬平美術館の展示です。
25日に終了致しました。有難うございました。


セラミックノズル



サンドブラストのブラスト機は砂を吹き付けるホースがあって先端にノズルが付いています。
私は 直圧式と循環式のブラスト機を所有していますが、どちらもこのセラミックノズルが付いています。
この穴から 研磨剤の砂が出てくる仕組みです。

このノズルの穴の大きさは何種類かあります。
けれど、拡大写真は穴が削れて大きくなってしまったもの。
2,4ミリの穴がこんなに大きくなってしまいます。
(左は未使用の状態)
そして穴が大きくなったものは廃棄処分します。
画像のごろごろ転がっているノズルは捨てるものです。

ノズル 最近はネットオークションでも手に入るようになってきました。少し前までは サンド専門のガラス屋さんかブラスト機を購入した会社でしか扱っていませんでしたね。

穴が大きくなるのは 少しづつなので、気づきにくいです。
けれど、慎重に彫っていると砂の出方が広がって 効率が悪くなるし
細かい部分の段彫りなどは他の部分へ砂がかかって肝心の部分がなかなか彫れないなぁって分かってきます。

作業中は、急いでノズルを取り換えて作業を続行するので
今日何気なく ノズルの箱を見たら 穴が大きくなったノズルがこんなに貯まっていました(笑)いつの間に~(笑)

これからは 暑くなって来るので、サンドブラストも試練の時期。
ですが、宙吹きの方に比べたら我慢が足りませんね。
宙吹きの方は1200度のカマを焚きっ放しで 室温60度とかって聞きます。さぁ、頑張らなくっちゃ~♪

イタリア製ガラスにブラスト



この花器はイタリアのMのガラスだそうです。
お客様の持ち込みでした。型吹きだと思います。
初めて 持ち込み素材にブラストしたものです。

内側に白の不透明層が薄くあって、茶色のガラス層が厚く被せてあります。
彫る前はもう少し 茶色の色が薄いかな?って思いました。
内側の白が透けて見えるだろうと読んで 彫り始めたのです。
けれど、彫れども彫れども白の影響さえ見えてきません。
柄は全面に亘っているので これ以上彫ったら 割れる!とそこで止めました。

最初の段階でも、表面にワックスが塗られていて シートが貼れず 全てワックスをかき落としました。表面に傷がつかないように丁寧に木ベラでかき落としたのですが それも結構な手間でした。

そんな訳で、大変な手間と時間を掛けて彫り上げた割には 柄がハッキリ見えず ガッカリ…になってしまいました。
それで、これ以降はお客様の持ち込み素材にブラストするのは お断り申し上げています。

彫ってみなくちゃ全く分からないのです(笑)

時々 同じようなタイプのガラス花器を見かけます。
内側がグリーンで外は黒だったり・・・。
外被せのガラス層は不透明色や濁った色の場合が多く、1ミリ下にある色も見えませ~ん。
イタリアものや、中国ものでも見かけます。
大変 お勉強になりました。


ペルシャ絨毯の話



最近 ペルシャ絨毯にはまっています。
犬…それも大型犬がいるので、一時は購入を断念したのです。
ですけれど、やはり 欲しい!

ヨーロッパでも、ご当地のアラビア各地でも大切には使っていますが結構荒い使い方をしているけれど100年はもつと言われています。
思い切って購入しちゃいました。

2枚購入して、1枚はお玄関へ。
もう1枚はリビングに敷いています。
早速 我が家の大型犬(自由奔放な性格)美しい柄をせっせと掘り返しています(爆!)
やめれ~~~!
その柄を織り出すのに、少女がお婆さんになっちゃう位時間がかかるんだってば!
ちなみに我が家の大型犬はサルーキと言って、アラビア・エジプトの犬なので ペルシャ絨毯には大変ピッタリとマッチングします(笑)

ですが…あ~あ…見た目は本当に 愛犬とペルシャ絨毯 美しいのですが…今日 夫が絨毯に恐らく愛犬がほじったらしき穴を発見!
ガックリ…とほほ…。
べ、別にいいんです。高値で売り払うつもりなんて全くありません。
いいんです…。と言いつつ  ほのかに悲しい~~~(笑)

ペルシャ絨毯には 産地によって特色があり、アンティークものは糸を草木染めで染めだしているせいもあり新品より高価なお値段が付きます。奥が深いので ハマります。
織りの細かさをラジと言って、細かいほど良いのですが ウール・シルクと素材によっても細かさが違います。 何より柄の好みが優先されていくら細かくても 好きな柄を求めてしまいますね。
毎日 目にするものですから それでいいと思っています。

この画像の物はタブリーズ地方のものです。
リビングに敷いています。
私はとても気に入って購入したのですが、娘は「暑苦しいね」とつれない一言(爆)
言われてみれば 確かに今からの時期 暑苦しいかも~(笑)
もう少し 爽やかな色味のものをもう一枚…などと密かに思っています(笑)

お玄関には アルデビル産のペルシャ絨毯を敷いているのですが、そっちはまた 大きさと言い 色柄と言い お玄関にぴったりなので あくまでも 新たにもう1枚欲しいなぁ~♪

器の力



ただの お漬け物です。
私が漬けたぬか漬け(やるときはやるんです!笑)と買った小さな赤い大根のお漬け物。
どってことないものですけれど、こんな風にガラス作品に盛ると 食欲が出そうな気がします(笑)

我が家には 私の作品が一杯あっていいな~って思われるようですが・・・。
日常使いするものはこの 初期に作製したこの大きな花一輪の瑠璃と緑・赤の三枚位かな?
小さめのミルクピッチャーは とても便利なので一つだけ自分用に創りました。
後は保管はしていますが、売り物なので使いません。

案外自分用が少ないのです。
自分用のを創る暇がありません(爆)
優先順位をつけたら どうしても自分用は後回しになってしまいます。
もっとも、家族はそれでいいって言っています(笑)
私は気軽に日常使いしますが、創っている工程を見ている家族は 一つの物を創り上げるのにかかる労力や時間を知っています。
気軽に使えないって言っています(笑)
そんなことないのにね~。
創ってるときって とても楽しい幸せな時間なのですもの。

それに ほら、ただのお漬物が一品に変身しちゃうし(笑)
私の作品をお求め下さったお客様も どうぞ 使ってみて下さい。
本当に心豊かな日常になると思います。

京都からのお取り寄せ



たまたま 京都から相次いで取り寄せたものがありました。

一つは 黒のおたべ…ご存じの生八橋です。
夏期に限り 黒いおたべが発売されます。
竹炭を練り込んだ黒ゴマの美味しいおたべです。
私 あんこがあまり好きでは無いので、黒ゴマのアンはとても美味しい~♪
パッケージも黒と赤で洒落ています。
京風と言うより 江戸の粋っぽいですけれど(笑)
夏だけなので、是非お試し下さい~(笑)

もう一つは、お仕事で使う 真田紐。
京都から取り寄せます。
売れた作品を箱に入れて この真田紐で縛ります。
キュッと締めると小気味よくきっちりと締まって サスガに古来からの知恵の凄さを感じます。
真田幸村の時代からですもの~!
そして機能もさることながら、この紐 美しいです。
ここがポイント~(笑)
伝統工芸品ですので、ハッキリ言ってお安くはありません。
だけど この美しい紐は 何物にも代えがたいですね。

私の作品をお買い上げ下さったお客様。
どうぞ この紐 捨てないで下さいませ。
人の手でカッチリと1段1段組んだものなのです。
何年経っても 美しい上に機能性にも優れています。

これだから 時々 京都へ行きたくなるのです♪
当分は行かれないけどね~。
松島に行ってきたばかりだし、夏にむけてお仕事が待っています~。

あ!そうでした!
にほんブログ村のクリックを宜しくお願い致します。
このページ 左の欄 リンクのにほんブログ村の文字をクリックしてくださいませ。そんなに執着してないけど、あんまり下がってきちゃったのです~(笑)

美の巨人 テレビ東京「硝子の筥」



今日 正確には6月13日夜10時からテレビ東京で「美の巨人」と言う番組がありました。
新聞には 作家名は出ていませんでした。
『ガラス工芸究極の飾筥』とあって(読売新聞夕刊)私はすぐ分かりました。
だって、つい先日行ってきたばかりの『藤田喬平美術館』で見たんですもの~!

松島へはスタッフと一緒に行きましたので彼女たちに色々話していて「硝子工芸って色んな人との連携が必要なの」なんて言っていたのですが 丁度今日の番組で くしくも同じことを言っていてビックリ!

ガレもそうですが、多分ガラス工芸作家ってプロデューサー的な才能が必要なのかもしれません。
自分の意をそのままに吹いてくれる宙吹きの職人さんなり作家さん。
金物を使うなら 鋳鉄の専門家とか・・・。
ガレの作品でも、素晴らしい蜻蛉のアールヌーボーの鋳物に囲まれた美しい被せガラスに蜻蛉を彫ったりしていますよね。
あれ すべてガレが実際に自分で創った訳ではありません。

自分のデザインの通りに鋳鉄を創ってもらい、宙吹きを吹いて貰い、エッチングを施してもらって 仕上げ磨きを施してもらい…と何人もの手を借りて創っているのです。

藤田喬平氏もお若い頃は分かりませんが、放映されたビデオでは宙吹き職人さんに吹いてもらっていました。
私が美術館で見たビデオでもヴェネッツィアの工房で 吹いていたのは現地の職人さんでした。氏が80歳のときのビデオです。

私はサンドブラスト作家ですが、宙吹きは出来ません。
鋳鉄も出来ません(笑)被せガラスを彫ることしか出来ません。
お一人で何でもなさる方もたまにいらっしゃいます。
凄いなぁって思うけど 私には無理かも(笑)いぇ…かも…では無く 無理です。
だから せめてサンドブラストを極めなくてはって思います。

藤田喬平氏は飾り筥と言う彼の極みに行き着きました。
世界で称賛を浴びた 新しいガラス工芸の道でした。
何物にも代えがたい美しいガラス筥。ガラス工芸を芸術に昇華させた立役者です。まさに偉業と言えるでしょう。

私は実際に美術館でこの飾り筥を見て、吸い込まれるような宇宙を感じました。あるいは浮遊する自分。

私の作品も 見る方に何かを感じて頂けているのか…。
魂を揺さぶるような何かを表現できているのか…。
そんなことを想っています。


ある青年がいます



人間に感動すること、最近ありますか?
私は今 感動しています。
ある青年がいます。
彼は 若い人ならではの理想に燃えています。

埋もれている才能あるアーティスト達の作品を、世に出したいと言いました。
それが 自分に与えられた使命だと…。
その目的の為に努力をしているようです。
素敵なことだと思います。

そして、人間の美しさを想い出させてくれた彼に「ありがとう」って言いたいです。

私は実はすぐめげるタイプ(笑)
ここのところ、人間のいやらしさに少々落ち込んでいました。
すぐ 落ち込む~(笑)
私だって多分 いやらしい人間なんです。
だからこそ そこを見ないようにしているのに~(笑)
世の中には 色々なことが常に起こります。
一々 反応していては心がボロボロになってしまいます。
だから スルー…って思っていても、本当は引っ掛かる(笑)

昔は「ガラスの心を持った人」なんて言われちゃったこともあります。アハハ~ ボーイフレンドにそう言われたんですったら(笑)
今では 誰も信じてくれませんけど(爆)

まぁ、繊細な部分も多少はあるってことで~(笑)

お話を戻すと、かの理想に燃えた青年は私の作品がとても好きだと見に来てくれました。
その折に 彼の理想を話してくれたのです。
それから 時々メールなどでやり取りしています。

私は年相応に彼に 辛口のアドバイスをしています。
若者の理想だけでは現実は厳しい部分もありますから。
それでも、やはり素晴らしいって思います。
私たちは年齢を重ねて 経験が増えた分、理想を綺麗事としてちょっと除けておいたりしてしまいます。
そのうち 忘れてしまったり見ないふりしてしまったり…。

私はサンドブラストを美術の世界に認めて頂きたいって常に思っています。そして、美術工芸としてのサンドブラストを目指す人をお一人でも増やしたい…それが今後のサンドブラストを方向づけしてくれると信念を持っています。
だけど、気恥かしくてなかなか言えません(笑)
折にふれ このブログでもそう言ったことをお話ししてきたつもりではありますけれど…。

そんな私にカツを入れる為か、時々 美しい心の若者に出会うことがあります。前髪をこがしたガラス職人の見習いさん。
熱い目をしたステンドグラスのアシスタントさん。
そして、理想に燃えた青年。
みんな 頑張って!!くじけないでね。

まだまだ 日本の若者は結構いけてます♪
貴方達の力で こんなに心が軽く明るくなっている私のような人もいます。そして、きっとこのブログを読んで下さった方の中にも
私のような気持ちになって下さる方がいらっしゃる。そう思います。

いくつになっても 青年の気持ちを忘れずに頑張りましょう♪





プロフィール

reiko

Author:reiko
サンドブラスト技法を中心にしたガラス作家です。
ガラス作家の日常を面白おかしく書いています。
どうぞ宜しくお願い致します。

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