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◆小樽から届いたガラス器達



今日 段ボール箱 3個にぎっしりとガラス器達が届きました。
先日 小樽で仕入れたガラス器達です。
貴重な国産被せ硝子。

一つ目の段ボールを取りあえず 開けてみたら、楽しみにしていた珍しい色の組み合わせのランプシェードが割れてました~!!
ガーン!!

取り急ぎ、小樽へ電話してみました。
同じもの・・・まだ あったかな?
捜して頂くようお願いをしましたが・・・心配。

本当は急いで創らなくてはならない作品があって、G・W明けに荷物の確認をするつもりでしたが 心配なので結局 全て開梱してしまいました。
お洗濯したり、愛犬のお散歩 その後 車で出かけて ディナーの約束があったので大忙しの一日になってしまいました。

けれど、何とか全ての品を確認。
他には割れているものもありませんでした~♪ほっ・・・♪

私は金赤が好きなので、金赤の物も沢山 届きました。
うわ~ぃ♪創作意欲がモリモリ湧いて来ました・・・が・・・
今は我慢ですっ。
取り急ぎ 締め切りが迫っているものが二つもあるんですもの。
間に合うか…微妙…(汗!)
間に合わせなければダメなんです。
がんばるっ!!!
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◆宿題を泥縄でやっています



泥縄って、泥棒さんを捕まえてから慌てて縄を拠ってつくること(笑)
宿題は パート・ド・ヴェールの型の修正。

明日は朝早くから夕方まで授業です。

私は朝が極端に弱いので、早起きしなくては!って思うだけで、緊張します(笑)
昼夜逆転の生活をしているので、いっそ 寝ないこともあります。
でも、やはり少しでも寝ていないと午前中はぼぅうとしてしまいます。ですから2時間でも3時間でも寝るように心がけています。

思い立って、時間のやりくりをしてパート・ド・ヴェールを習い始めました。
今までサンドブラストをお教えすることは多々あっても、教えて頂く立場になったのは 随分久しぶりです。

東京圏でパート・ド・ヴェールを教えて頂きたい先生を探して、ご教授をお願いしました。

ってカッコつけてますが、実は もう驚くほど 私にとっては好都合なスタジオがあったのです。
車で20分程度で行かれること・・・え~~~、朝早くにきちんとお化粧して都心まで電車で通うなんて とっても無理(爆)
重い硝子を持って帰ったりすることを考えれば、車が一番安全です。
ぶつけたり、ラッシュの満員電車でなんてそれはかなりの重労働なんです。おまけに都心のオシャレな地域に すっぴんでなんて出かけられませんわ~!(笑)

先生もお名前を存じ上げているパート・ド・ヴェールの高名な作家先生なんです。
習いごとでは 先生を選んだほうがいいと思っています。

これは、神様が「REIKOよ、いい加減 行きなさい!」と仰っているに違いありません。
もう、十数年パート・ド・ヴェールやりたかったのです。
サンドブラストを始める前から・・・。
サンドを始めてから あれよあれよと言う間に 忙しくなってきてしまって願望だけで そのままに・・・。

ですから、一生懸命時間を作って お勉強していきたいなぁって思っています。
個展準備などで 押し詰まって来たらサスガにお休みさせて頂くお約束で 真面目に取り組んでいます。
始めたばかりで どうなるか分かりませんが、可能性は広がって行くのでは?って期待しています♪

さ!ブログ書いてないで 宿題、宿題っと♪






◆感性磨き?



今日は夕方からお出掛け。
表参道カワイでピアノのサロンコンサートです。
大好きなピアニスト『上野優子さん』が弾きます。

『上野優子さん』はもうかれこれ10年、ヨーロッパで研鑽をつまれ 名だたる賞も幾つも取っていらっしゃるピアニストです。

ここのところ、私もお仕事に追われてなかなか伺えなかったのですが久しぶりに聴く彼女のピアノは中堅ピアニストの貫録になっていました。
美しいピアノの音色は私の脳に 様々なイマジネーションを沸き立たせてくれます♪

100名程しか入れないサロンでのコンサートでしたが、華道家の
『仮矢崎省吾氏』がいらしていました。
つい、2・3日前パリにいてアイスランドの火山噴火で足止めされているという話を聞いたばかりでしたので ちょっとビックリ。
フランスから帰国なさってすぐに このコンサートへいらしたのですね。

仮矢崎さんも 身を乗り出して聴いていらっしゃいました。
丁度 お席がすぐ傍でしたので、目に入りました。
華道家でいらっしゃるけれど、ピアノも弾かれるとのこと。
きっと こういったコンサートなどで感性を磨かれていらっしゃるのだと思いました。

いい物を見たり、いい音楽を聞いたり・・・一見 贅沢な趣味のように思われますが 私も含めてモノを生み出す作業に関わる人には感性を磨くことで 欠かすことが出来ないように感じています。

ちょっとカッコよく言うと、魂を解き放つ・・・なんちって(笑)
時間を捻出するのに四苦八苦なんですけど~(笑)
仮矢崎さんを見習って、これからも色々 見たり聞いたり旅したり・・・出来たらいいな~って思った夜でした。

表参道は夜になって雨が降って来ました。
でも、電車に乗ったら調布付近は降っていません。
それどころか お月さまが出ていました。電車に乗ってしまえば僅か30分程度なのに これまたビックリ(笑)

画像はシルクシャンタンの今日着て行ったコートと、ミンクのストールです。意味は無いんですけど~(笑)



◆桜 内被せグラスセット



先日1個創った 内被せの桜のグラスをセットで創りました。
下の2個 上の2個 夫々少しずつ 違って創ってみました。

下の2個は桜柄でぐるりと囲って、地色のネオジウムの底のたまりの色が映えるように・・・。

上の2個は被せ色のグリーンが綺麗だったので、彫り分けして半分グリーンを残してはなびらの色を抜いています。

どちらも桜柄は、色を残しています。
どうしてかというと このグラスは内側に緑色が被せてあって 外側はつるんとしていません。
きらきらするように表面がデコボコしているのです。
内側の桜の柄は そのデコボコを通してみるので 色が無いと何を彫ったのか花びらの重なりや花芯などが見えなくなってしまいます。

このように見え方の効果も考えてデザインすることも大切なんです。

計4個 内被せを創ったのですが、内被せを創るのに 苦手意識を持つ方がいらっしゃいます。
確かにグラスの内側に手を入れて カットしたり やりにくいと思います。
けれど、内被せなりの美しさもあります。
彫った柄をガラスを通して見ると、とても綺麗です♪
是非 チャレンジなさってみて下さいね。

あまり 初めから段数が多かったり細かいカットを避けて創ってみて 慣れてきたら 段彫りにチャレンジすればよいと思います。
作家さんでも、内被せを多段彫りする方は そんなにいらっしゃいません。
それだけ 難しいと言うことです。

ですから ダメモトで 頑張ってチャレンジしてみましょう♪

こちらの素材は小樽のガラス屋さん、深川硝子さんのものです。
とても綺麗な色の組み合わせですね♪

今年は寒くて、桜が遅く まだ東北などではこれからみたいなので ぐずぐずしてても間に合った~~(笑)良かった♪

◆小樽に名品硝子あり



小樽まで行ってきました。
硝子の買い付けです♪

小樽には昔から懇意にして頂いている硝子屋さんがあります。
以前は東京の下町に工場があったのですが、小樽に移転。
被せ硝子の大変質の良い物を作っています。
東京にも販売所があったのですが、2年前に閉鎖してしまいました。
その後 再開を熱望されていましたが
やっとやっと 再開して下さったのです。

しかしながら、どなたにも売って下さると言う訳ではありません。
会員制のような感じになるそうです。
今までの長いお付き合いをベースにしたそういう販売方式が 硝子屋さんによくあります。

よく「いい素材ですね。どこで買えるんですか?」と言ったご質問を受けることがあります。
今は特に 日本製の質の良い被せ硝子が手に入りにくくなっています。日本のガラス屋さんが少なくなってしまっているのです。
けれど、こういった経緯でどなたもお気軽に買えるといったことではない場合もあります。
長年培った信頼の上での販売・・・それもあっていいと思います。


私はその小樽の硝子屋さんの被せ硝子がとても好きです。
ネオジウム(見るときの光源によって色が変わって見えます)などを積極的に取り入れた硝子も作ってきたフロンティア精神溢れる会社なのです。
難しいことにもチャレンジしてくれます。
当然 リスクも生じますから、それを鑑みてのお値段になったりするのは然るべきと考えます。

日本はこういう会社を大切にしていかないといけませんね~。

私は積極的に出来る限り応援したいなぁって思っています。

だけど・・・折角小樽へ行ったのに観光はする時間が無く それが残念~~~!
でも これからは年に一度は行かないとならないかな?
てな訳で来年を楽しみに(鬼が笑っちゃう~~)

画像は小樽の古いレンガ作りのレストランです。

◆中国茶



もう何十年もずっと烏龍茶を飲んでいます。
中国茶ブームのず~っと前からです。
毎日おやかんに一杯 沸かしておいて、お水代わりに飲んでいます。
一時はプーアル茶にしましたが、濃すぎると家族に不評で烏龍茶に戻しました。癖も強いです。

烏龍茶、プーアル茶、中国の緑茶、好きでよく飲んでいます。
糸のような緑茶にお花(千日紅など)が入っているもの「花茶」も気分が華やぐので 大好きです♪

古い烏龍茶も よく飲みます。
独特の香りがしますよ~♪10年物とか20年物とか古い程 お値段がお高くなります。

本来は中国茶にも茶器があって、お作法もあります。
けれど初めは面白がってやっていたけど、すぐに面倒になって省略~~~(私らしいでしょ、笑)

一番簡単なのは、蓋付きの大きめのマグカップに茶葉を入れ 熱湯を注ぎざぁーと流しちゃいます。
茶葉がこぼれないようにお湯だけ流します。
古い物もあるので、埃や汚れがあります 熱湯消毒が必要ですから・・・。
もう一度 お湯を注いで、蓋を被せて蒸らし 蓋を少しずらして飲みます。
それでも口に入ってしまった茶葉は、本場ではぺっと吐き出します。

わたくしは そのようなことは致さず、ちゃんと陶器の穴が開いた茶葉入れが付いて二重になっている専用のマグカップを持っています(笑)

この画像のお急須は、今を去ること17,8年前 シンガポールで購入したものです。当時でも結構なお値段だったような・・・うっすらとした記憶が(笑)
シンガポールは在住中国人が圧倒的に多く、インド人やアラブ人も住んでいる国で夫々の国の文化が混在しています。
面白くって 絨毯や真鍮の置物まで買い込んでしまいました(笑)

この茶器、大変に美しいと思います。
蓋と本体の密着度が素晴らしいです♪
恐らく 台湾か香港の作だと思います。中国本土では当時はこういった文化的なモノはまだ精密に創られていなかったと思います。
文化大革命があったからね~。

でもこのお急須、まだ使用したことはありません。
きっと 長年使用すると お茶のタンニンで色がいい具合に変化してくるのではないかと思います。

せめて、一人用にと購入した小さいお急須だけでも使おうかな~?
なんて思った 霙降る春の夜でした。
東京は雪の予報ですが、今のところ 霙(みぞれ)です。
明け方には気温が下がるので、雪になるかも・・・。
この時期に雪が降るのは30年ぶりだとか。

◆春色ネオジウムのグラス◆



桜の時期なので 桜のグラス創ってみました。
内被せで ネオジウム地にグリーン被せ。

内被せってグラスの内側に緑色が被せてあるので、この桜の花のシートカットから 砂をかけて段彫りするのも グラスの中で行います。
カッターでラインを切るのも 中に手を入れて行いますので、大変にやりにくく難易度が高くなります。

また 砂をかけて『段彫り』にするのも、あまり内被せではやりません。
ほとんどがASAマスクと言って、カットが出来上がっているシート(既成のもので柄のパターンが決まっています)をはるだけの『平彫り』(シルエットだけで重なりなどのないもの)で済ませます。

私はいつも 手カットで・・・(笑)その上 段彫りです。


このグラスは地色がネオジウムなので、白熱灯の下だともっとピンクがかって見えます。
画像は敢えて蛍光灯で撮影したものです。

外側は通常のつるつるしたガラスでは無く、荒らしてあります。
だからキラキラして綺麗です。
こちらは国産ガラスです。

こういういい素材を作るガラス屋さんが少なくなっています。
なかなか手に入らなくなってしまっているのです。
今週末に北海道まで 仕入れに行く予定です。
どれだけ手に入るかも分からないのですが・・・。

またまた、工房は段ボールに埋もれることになっちゃうかな?
買えるときに買って置かないと・・・。
って 私の工房には 一人でこつこつ創っても 優に5年はかかりそうな位買い溜めしてあります(笑)

◆枝垂れ桜



河津桜・彼岸桜から染井吉野 枝垂れ桜と桜の時期は長い。
また 細長い日本列島を桜前線がゆっくりと北上するので場所によって 桜満開がいつまでも続きます。

そのせいか?日本人がこよなく愛する花だからか?
桜柄は季節を問わず1年を通して使っていいとされているそうです。

そう言えば、桜柄を彫ったものって喜ばれるみたい。
手持ちで作品を探しても 全て売りきっていて ありませんでした。
では・・また 作製するか~♪
丁度 春らしいいい色の被せグラスがあるので、創ってみましょう♪


今日は枝垂れ桜のお写真。
枝垂れ桜をモチーフに小鉢を創ったんだけど・・・あれも売れてしまいました。
春の草色に枝垂れ桜の濃い目のピンクが綺麗でしょ?
こんな色の被せガラスがあったらいいな~♪

◆野暮用?



ここのところ、ブログ書いてないなぁって思っていましたが今日ビックリしちゃいました。
10日近く更新していませんでした。
別に急に体調が悪くなったと言う訳ではありません。
ご心配下さった方 ごめんなさい。

色々 野暮用が重なってなかなかお仕事に集中できず時間が矢のように・・・(笑)
もう!やらなくっちゃいけないことは目白押しなんです。
時間制限一杯になってしまって焦っています~!

ブログって書かなくなると、あっという間に間があいてしまうものですね~~~。
大したことを書いている訳でもないのに、書けなくなってしまいます。

振り回されていた野暮用は、それはそれで大切なこと。
例えば あるお集まりはトップが代わったばかりでこれからの指針や建て直しが必要なことだったりします。
それなりに色々考えたり、打開策や解決策を模索していきます。
そうすると 単純な私の頭はなかなか切り替えて、すぐにお仕事に・・・って出来なくなってきています。

これは年齢によるもの?(爆)
それとも、たまたま重すぎることからの切り替えだから?

なんて、いいながらだらだら過ごしていました。

さぁ、これからはしっかりきっちり お仕事いたしますわよ~♪
何と言っても締め切り時間がぁ~!!
頑張らねば!

●にほんブログ村 応援して下さって今 5位です!
ありがとうございます~~♪
これからは、ちゃんと更新します。
5位なんて嬉しくって、やる気になっちゃいます~♪
どんどん作品創っていきますね♪

◆禁断のモンドール



モンドールってチーズです。
私の大好物のチーズなのです・・・この木の容器は直径10cmちょっとあります。冬だけのチーズなので、もう今から先は半年待って秋の終りにならないと手に入りません。

本当はワインと一緒に クラッカーに乗せて頂く…なんでしょうね。
私はお酒に弱いのでこのまま スプーンですくって頂きます。
(チーズは熟成していると とろ~って流れでる位軟らかいです)
あんまり美味しいので、うっかりするとペロッて全部食べちゃいます。
注:ウォッシュタイプなので、香りがします・・・私には垂涎の香りですが 苦手な方はおぇってなる香りです(爆)


しかし!
悲しいかな・・・私は長年の美食が祟り 糖尿病です(爆)
食べちゃいけないってことはありませんけれど、今までのように美味しい物を食べたいだけって訳には行きません。
だから ちびちび・・・頂きます~(笑)ドウシテモ タベル!

本当はこんなものは食べない方がいいに決まっています。
でもね それじゃぁ 生きてる甲斐がありません(笑)

嗚呼・・・禁断のモンドールです。

モンドールはフランス産とスイス産があって、スイス産の方が製造時に木の皮で巻くのですが その木の香りが強いそうです。
私はチーズ自体にこくがあるフランス産の方が好みです。
お味は暖かくないチーズフォンデュで、もっとチーズの味が濃い感じです。
大変 贅沢なチーズで お値段も日本で買うと、3000円から5000円位します。

いい香りにじ~~~っと見る 愛犬のサルーキ(犬種です)琥珀。
スヌードというスカーフみたいなかぶり物をしています。
(長いお耳毛が汚れないため)

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プロフィール

reiko

Author:reiko
サンドブラスト技法を中心にしたガラス作家です。
ガラス作家の日常を面白おかしく書いています。
どうぞ宜しくお願い致します。

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