7月22日金曜日のことでした。私は 渋谷東急百貨店本店の美術ギャラリーにいました。
携帯が鳴って 見覚えのない番号から・・・何気なく 出ると
夫が倒れ 救急車で今 病院に向かっている…との知らせ。
その日 夫が出かけている先の方からでした。
どの病院になるかわからないとのことでしたが、私は渋谷駅へ向かってすぐ 東急を出て夫の出先の品川方面へ向かいました。
渋谷駅で また電話があり 蒲田の大学病院に運ばれたとのこと。
私は すぐそちらへ向かいました。
夫は 何の前触れもなく 突然 倒れ、意識不明 心肺停止とのことでした。
そばにいた方々が すぐAEDを試みてくださったそうですが、反応なし。
駆け付けた救急隊の方もAEDを何度か使ってくださったそうですが、やはり 反応はなしだったそうです。
救急救命センターの集中治療室に運ばれました。
ドクターのお話しだと 一瞬で 激しいダメージがあった・・・・らしいです。
二度目の心筋梗塞でした。一度目は12,3年前。
あと・・・数十分・・・数時間・・・・かも・・・・と宣告されました。
人工心肺で生かされています。それも限度があるのだそうです。
そしてその金曜日は 私は渋谷から駆け付けたまま 病院の固い長椅子で一晩を過ごしました。朝が来て・・・・・そのまま 土曜日になりました・・・・・。
ドクターは何度も状況を説明してくださいます。
いつも 大変重篤です。会わせたい人がいたら すぐ呼んでくださいと言ってくださいます。
夫にも 家族はいつでも会えます。何度も何度も 顔を見に行っています。
病院から自宅まで1時間半はかかります。
それを考慮して ドクターは「何が起こるか分からないので 出来れば帰宅しないで下さい」と仰るので 帰れません。
金曜日は娘夫婦は幼いマーゴ君がいるので 蒲田の駅のそばのホテルをとり 泊まりました。
土曜日の夜は私がホテルに泊まり やっとお風呂に入れ ベッドで寝られました。
娘夫婦は家に帰ってもらいました。
日曜日も朝早くから 病院で丸1日 待機。
愛犬のごはんは友人や妹に頼みましたが、なにしろ 愛犬も訳が分からないで いきなりの 一人きりで2晩も過ごす初めてのことで 不安が一杯だったと思います。
あちこちに ストレスからか 吐いた跡があったとのことです。
そして 先ほど 娘夫婦と一緒に 何日かぶりでお家に帰ってきました。
夫の健康保険証だとかも 病院に持っていかなくてはなりませんし 私も着替えたいし 何より 私も娘たちも くたくたでフラフラでした。
病院の方には 何日も私が帰宅していないことや 犬がいることも話して、ドクターにもご相談しました。
急変が起こったときは すぐ駆けつけるので 連絡してくださいとお願いして来ました。万が一 間に合わなかったとしても もう覚悟が出来ました。
看護婦さんも 夫の今の状況で 何日も生存していること自体 あまり例がないとおっしゃっていました。
心臓と 心臓の血管以外は 元気だったのだと思います。
気が張っていますが、私も疲れているのだと思います。
ちょっと 足を怪我してしまいました。
それで 無理をしている・・・・と気が付きましたので、今夜は家で寝ようと帰ってくる決心がつきました。
本当に突然のことで まだ 何が起こったのか 現実のことではないような感じです。
そして 周りの多くの方々に ご心配やご迷惑をおかけしています。
お力をお借りしています。
本当にありがとうございます。感謝!感謝!です。
とりあえず 途中経過ですが、皆様に大変ご心配頂いていますので、ご報告いたします。
まだ この先 いつ家に帰れるか分からない状況です。
コメントのお返事など かなり遅くなってしまったら ごめんなさい。