本当に早いもので、夫が亡くなって1年が経ちました。今日 無事に一周忌の法要を執り行いました。
私の中では、一周忌までは 何となくまだ 喪が明けてないような感覚でした。
一つの区切りとして 少し 肩の荷が下りたように感じています。
あまり 敬虔ではないわたくしですが 故人を偲ぶ行事として 法要はしたほうがいいかなって思っています。
行き届いたお友達が お供え物を宅急便で送って下さって・・・・とてもとても 嬉しかったです。有難うございました。
霊廟での 法要を終えて 場所を移して 楽しく歓談とお食事。
法要って なんだかんだと理屈をつけて 現代はなさらない方がどんどん増えてきているそうです。
とても面倒ですものね。
どなたかにお声をかけて 連絡を付け(それも最近はお声をかけるのも ご迷惑かしら?とか逡巡してしまう) お寺さんや お食事をするところも探して 人数がきまったところで また連絡して 引き出物も用意して・・・・と 結構煩雑です。
私は 母のときも喪主をしたので、夫のときは2回目で 少しは慣れている(?)けれど 初めてのときは 何が何やら訳が分かりませんでした。
そういう面倒なことは 避けて、・・・・となってしまうのが 現代。
しかしながら 申し訳ないけれど 私はそうはしたくない(笑)
分からないかもしれないし、とっても手間がかかって面倒なのも知っているけれど
繋いでいくのが 役割・・・・と考えてしまうのです。
面倒なことを 省略して 私達日本人は 一体 どれほどのことを失ったか・・・。
ま、自分 変わってるヤツなんですね(笑)
なんだかんだ言って みんなで美味しいもの食べて 故人の想い出話をしましょう♪ってことで・・・(笑)
創作中華と和食の美味しいお店でお食事。
素敵なお庭があるお料理屋さんですが お庭で採れた ヤマモモのジュースだとか お酒も充実していて 皆 喜んでいました。
夫の若かりし頃 伊豆の別荘でネズミが出て 大騒ぎになり 私は電光石火の早業でダイニングテーブルの上に飛び乗って避難。 テーブルの上から ネズミの行方を指示していたら なんと 血迷ったか!ネズミが夫めがけて突進してきて 慌てふためいた夫は ネズミを踏んでしまいましたとさ(爆)
そんな話も出ました。
その後 どうしたの?と真ん中の妹(彼女はそのとき いなかったのね)
一番下の妹「ネズミは踏み殺され そりゃ、潔癖な人だから 死ぬほど 足を洗ってました」って爆笑!
色々 思い出話が出て 夫もきっと 大笑いだったでしょうね。なんとなく その場にいるような気がしました。
お経をあげて下さったお導師さまは 不思議なご縁で 生前の夫をご存じなのですが、お経をあげて終わったとき 「そこにいらっしゃる・・・」と仰っていました。
みんなが 夫のことを偲んでくれて 嬉しかったです。
引き出物は 富山からのお取り寄せの和菓子にしました。
来年は 夫の三回忌と母の十七回忌です。
妹たちに「よろしくね」と頼みました。
●このブログは 私の忘備録的な役割もあり、また 万が一私がいなくなっても 娘がこのブログを見れば 少しは何かの役に立つかと思い色々細かく書いています。
やっと一周忌が終わり ほっとしています。