サルーキ琥珀 まだ生きています。悲惨な内容になりますので、お読みになりたくない方は ここでパスなさって下さい。
いつ お迎えが来るかと思ってずっと介護して来ました。
私は以前のワンコ(ビーグル)も介護してきたので、覚悟は出来ていました。
いぇ、そのつもりでした。
それでも あまりにつらく悲しい日々です。
鼻血が出て来て 喀血も1時間おきに5回も6回も続きます。
つまり5~6時間にわたって 琥珀は苦しみ続けています。
ベッドは血だらけになります。その度に 綺麗にしています。
それでも 生きようとしている琥珀を見ていると 涙が止まりません。
凄い!と思います。
呼吸も苦しそうでそれは 1日中です。
獣医さんにも ご相談しましたが、なす術はありません。
見守って 話しかけて・・・・・・・撫でてあげる。それしか出来ません。
血管肉腫の末期は こんな風になるのだとどなたかのお役に立てれば・・・・と記録に残します。(琥珀は7月6日に 極端な食欲不振で 大学病院を受診し 肝臓に大きながんや小さながんが見つかり 血液が止まりにくくなっていて 血管肉腫で末期・・・・との宣告を受けました。他にも心臓に持病もあり 膵臓のお病気もあり 手術も不可能です)
琥珀はキャンとも言わず ただ 黙って耐えています。
何故そんなに耐えられるのでしょうか?
苦しい息の中 時々 激しく咳が出て 涙を流しながら 血を吐いて・・・・・・・・・・
それでも 耐えるのは どうして?
私は1日中 泣くばかりです。
もうだめだ!と 何回思ったか分かりません。
でも琥珀は頑張ります。
私に何かを教えようとしているかのように。
もう頑張らなくていいからって何度も言っているのにね。
お砂糖をお水に溶かして スポイトでお口に入れています。
大型犬なのと少しでも多くのませたいので 1回180ml位。お砂糖は大きなスプーンに2杯溶かしています。
それを1~3時間おきに・・・。調子を見ながら。
それだけは飲んでくれます。
お砂糖はがんの大好物と知っていますが、琥珀が喜んで飲んでくれるので もういいのです。
がんは多分 肺にも転移しているらしいです。血を吐くのは そのせいではないかと獣医さんが仰っていました。
おしっこは もう4日も出ていません。
きっと 腹水が溜まっているのだと思いますが、サルーキですし ガリガリに痩せてしまっているので 見た感じは そんなに分からない状態です。
獣医さんにもご相談していますが、そのままでいいのでは?とのことです。
多分 今日明日だと・・・・・ずっと そう思ってきて もうずいぶん経ちますけれど・・・・。
琥珀は寝室のベッドで寝ているので、私は パソコンも寝室に持ち込んでいます。
琥珀から離れず、少しの急変でも分かるように ずっとついています。
時々 私を探すような眼をします。
「お母さまはここにいるよ。ずっと一緒よ」と声を掛け ナデナデしてます。
実は22日が 夫の三回忌法要でした。
前の晩から 琥珀の咳の発作が酷く 朝 私も娘も 喪服を着て 準備していると 激しくせき込んでしまった琥珀・・・・・。
娘が「お母さま 中止にしよう!!」と泣きながら叫びました。
確かに どなたかに琥珀を見ていて・・・・とお願いするにも 重篤すぎ 責任もあるので 気軽には頼めないし 一人で置いていくのは 可哀想すぎる状態でした。
それで 色々な方にご迷惑をおかけして 本当に申し訳なかったのですが 急遽 法事を中止しました。
読経をお願いしていたご導師様に 事情をお話すると「延期にしておきましょう」と仰ってくださいました。私が「亡くなった日から遅れてもよろしいのでしょうか?」とお伺いすると「ご事情がご事情なので ご主人様も分かって下さいますよ。大丈夫。」と・・・・。
今回は 夫の三回忌と母の十七回忌でした。
また 日を改めて‥‥ということにして頂きました。
来てくれることになっていた妹たちに連絡して 自宅に来てもらって 琥珀に会ってもらい お昼は予約していたお料理やさんに 私抜きで行ってもらいました。
婿殿が車で妹たちを連れて行ってくれました。
私は琥珀に付き添っていました。
妹たちは 私が3月に交通事故で入院していたとき 娘と一緒に交代で 琥珀の面倒を見ていてくれたので、琥珀も嬉しかったようでした。
琥珀に会いに色々な人が来てくれました。
ありがとう。
琥珀は沢山の愛に包まれています。
だから 愛を信じ 人生を豊かに楽しみ こんなになっても頑張っていけるのでしょう。
幸せな子です。
皆さまありがとうございます。