2019/07/09
◆新作 ぐい飲み製作中!
7月中に納品予定の物が沢山あります~!!只今 絶賛製作中であります。

昨日は ガラ協のお仲間の作家さんが我が家にいらっしゃいました。
彼女は サンドブラストの機械が欲しいので あちこちの作家さんのサンドブラスターを調べて どれがいいか悩み中なのですって。
私のサンドブラスターは 愛知県のメーカーさんのものですが、もう 製作していないの。
それでも 使ってみたいとのことで、いらっしゃいました。
実際に使ってみて 結構 使い勝手はいいとのこと。
いいお値段するので、(多分100万円位はするかな?) 中古を買えばいいのでは?とか
コンプレッサーは静穏タイプがいいとか 私なりにアドバイス。
定期的に 私の機械を貸してもらえないかとお願いされましたが・・・・・・・・
ごめんなさい。
そこまで 時間に余裕がありませんので、丁重にお断りしました。
で、その後 自分の作業に入ると、やはり サンドブラスターがよく詰まってしまいます。

予測はしていたのですが、原因はASAマスクです。
この黄色いフィルム様のものです。
多分 サンドブラストをやっている方の90%以上は このようなマスクを使っていると思います。
私は 全く使っていません。カッティングシートです。
このマスクは パソコンなどでデザインを取り込んで印刷するタイプ。楽なことにカットはしなくても既にマスクはカットされて出来て来ます。デザインは自分で描くことも出来ます。
が 簡便なシルエットだけです。
シールみたいな感じです。

サンドブラストしている人は 簡便なシールで 面倒なカットも無いし、同じ柄で何十、何百個も作れますので 会社名の入った灰皿とかグラスとか そう言うものも出来ます。
それも同じサンドブラストと言います。
私は一つ一つ 手描きでデザインもオリジナルなデザインを考えて 面倒なカットも 時間をかけて延々とやっていきます。
段彫り・・・絵柄の重なりも多段で製作していくので 少し違うかな?

ASAマスクの人は 効率を求めるので、サンドの機械も 直圧式と言って パワフルなタイプで、砂も粗いものが多いです。
私は 繊細な重なりを表現するので 循環式の機械です。
砂も細かい目です。
今回 お試しでサンドしてみた方は ASAマスクでした。
そのマスクの不要な部分が ぴらぴらと はがれて砂の中に入って 循環式の私の機械は詰まってしまったのです。
直圧式ですと その位のことは 何ともありません。
定期的に砂をバァァーと入れ替えるときに ゴミをこし取ればいいのです。
彼女は作業途中の私の作品を見て「うひゃ~!」と笑っていました(笑)
あ!彼女はサンドの作家さんではありませんので(彼女の名誉のために申し添えます 笑)

何たる細かさ!そして 非効率さでしょうか(笑)
目的に合わせて 数を沢山作るときなどには マスクは大変便利ですから 少しは 私も取り入れてみたらいいのですけれど・・・・
まだ どうも その気になれません。
段彫りできないから・・・もあるかな。

本日仕上げたぐい飲みたち 。

三重県のパラミタミュージアムにて 8月から展示販売予定です。
まだまだ作ります。

小さなぐい飲みです。
お茶碗に見えますね(笑)
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