2021/11/20
◆日展に行ってきました
調布工芸美術協会のお仲間が日展に初入選なさいました。素晴らしいチャレンジ精神で感服!
「ぜひ 見てください」と入場券を送っていただいていましたので、行ってきました。

六本木の新国立美術館です。
日展は 非常に沢山の作品が並びますので、すべては見られません。
工芸のコーナーをじっくり拝見してきました。
ガラスの知り合いの方が 特選を取っていらしてビックリ。
撮影はOKだそうですので。。。

郡 和子さんのガラス作品。
こちらは、常盤木邦子さんの織の作品です。

作品を構想から練りに練って考え 手間をかけて制作し 締め切りまでに間に合わせて応募する・・・・この一連の作業は 想像よりずっと過酷なものです。
日展は そういった力作が目白押しに並んで 見る人を圧倒します。
私も20年近く前に 日展に一度 応募したことがあります。
もちろん結果は落選でした。当時 色々 噂があって「日展は 会に入っていない人は入選しない」とか「箱に入れて送った作品が封も解かずに返却されてきて 落選だった」とか言われていました。なので、会に入っていない・・・・つまり 日展会員の先生についていない私は入選する筈もない・・・・と、無知な自分を責め 諦めて その後は二度と応募しませんでした。
数年前に、そういった悪しき風潮は改善しましょう・・・ということで、日展は会長も変わり 大幅に変わった・・・・・というお話です。
私には 全く 分からないのですが、そうあってほしいと思います。
制作する人の汗や 前を向いていく意欲を尊重することは とても大切なことだと思います。
当然ながら レベルをキープするラインは必ずあり、そこに到達しないことには話になりませんけれど。

20年ほど前 日展に 訳も分からず 応募した自分を思い出しました。

今は どういう訳か 逆に審査する立場になってしまいましたが、いつも苦しく感じます。
自分だって 大したことないのに、よくも人様の作品をあれこれと 言えたものだ・・・・・って。
新匠工芸会では、応募作品に対して 色々 メモを書いて 良かったところや こうしてみたら?とか感じたことを 応募した方へ送付します。結構 面倒な作業なんです。また、人によっては ご自分の作品に 確固たる自信を持っている方もいらして「失礼な!」って感じる人もいるのかな?
とても気を使います。しかし、いいこと、悪いこと 両方書かないと正直でないかなって思って すごく悩みます。
私は 他の人の作品を評するとき その位 神経を使ってちょうどいいと思っています。
生徒さんには容赦ないんですけどね(笑)
だって、責任が違いますもん。その生徒さんを何とかしなくっちゃいけないから。
工芸作家になるのは 厳しい道なのですわ。がんばれ♪♪♪
大谷翔平さん 満場一致でMVPが決定しましたね!!
凄いことです。
彼が記者の「今、満足していますか?」という質問に「多分、一生 満足できないと思います。常に上を目指していかなくちゃならないと思っています」とのお答え。
いやはや・・・・・ご立派です。
にほんブログ村
クリックをよろしくね!!
スポンサーサイト
コメント
日展へ…
日展にいらしてくださり、感想も書き込んでくださっていたのですね!
申し訳けないことに、今発見しました🥲
ありがとうございました🙇♀️
今回の小田急の個展は最後なのに、現代工芸展と重なったこともあり、全く時間が取れませんでした。残念💦 また調布工芸美術協会展でお目にかかりましょう🖐
2022/04/28 15:05 by 常盤木邦子 URL 編集
No title
よく 時間がたってから 見つけて下さったことと!って驚いています(笑)近々 お目にかかれますね♪
2022/04/28 18:18 by REIKO URL 編集