2022/02/19
◆ガラスの色
2月15日の夜 横浜高島屋で 搬出作業を終え、翌日はゆっくり休む…はずでしたが ガラ協のお仕事がドドドっと押し寄せ その後は銀行や郵便局 買い物 お掃除やお洗濯など たまった家事に振り回され・・・・・今は 必死で制作しております。
大きな花器です。

4月20日~26日の 小田急美術画廊エントランスの個展の ご案内ハガキに津合う作品を創っているのです。

このガラス器は多層被せになっています。
一番外は緑、その下はピンク(ガラスの層が薄くて 実際は色がほとんど分かりません) その下は黄色

この黄色は あまり好きじゃないので あまり使いません(つまり 黄色の層は削り落としとしまいます)
それは とても手間がかかるのですが そこは かなりこだわります(笑)
この黄色の下に淡いブルーが出てきます。

このブルーはいい色なので、この色を多く見せることにします。
実際にはブルーは内側に被せてあって 厚い透明層が存在するのですが、見た目には全く関係ありません。
こんな感じで 被せてあるガラスの色には とても神経を使います。それを含めてのデザインだと思うから・・・。
サンドブラストでは 宙吹きをオーダーすることも多々ありますが、大変高価になってしまうので、
型吹きと言って 金型の型に 溶けたガラスを竿の先につけて吹きながら 型に入れて作るものも使います。
その場合は 半分 既製品のような感じ。
多層被せの場合 色ガラスと色ガラスが重なって 下の層のガラスの色が よく分からないの。

(こちらは、オーダーしたので 色は全て 自分で指定しています)
一応 色自体は分かって購入するのですが 黄色と言っても 色々な黄色があります。
オレンジがかった黄色とか 青みがかった黄色…けばけばしい黄色など(笑)
あまり好きではない色に 出会ってしまったら 削り落としてしまいます。
例えば こちらの作品

一番外は 白の不透明ガラス その下はこげ茶 透明層 黄色に白の斑点のガラスとなっています。
こげ茶は 花の影を表現するためにしか使っていません。 だから こげ茶の色ガラスがある・・・って気が付かないくらい。
色って かなり重要なデザインの要素なので 結構 考えてデザインしているのです♪
明日は ガラ協の事務局まで行かなくてはなりません。
制作は出来ません・・・・とほほ・・・・・・。
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